取引のための口座を開設
取引する証券会社が決まれば、次に行うのは「口座の開設」です。
株式投資を行う為には、株券の売買に使用する資金や得た収益を管理しておく口座が必要になりますが、その口座は通常の銀行や郵便局の口座ではなく、証券会社が管理できる取引専用の口座になる為、その口座を開設することになります。
口座の種類として「一般口座」と2つの「特定口座」がありますが、いずれの口座を開設する場合もその手順は殆ど同じになります。 同様に、証券会社によって口座開設の手順や内容に若干の違いはありますが基本的には同じものになります。
口座開設手順
オンライントレードが一般化している今日では、口座の開設もネット上で行うようになっています。
オンライントレードを扱っている証券会社は必ず専用のサイトを持っています。
口座開設を行う為には、この専用サイトを通じて資料請求することから始まり、各種の手続き後に口座が開設されます。そして、この口座に投資資金を入金することで株券を買えるようになります。
具体的な手順
資料請求
専用サイト内には、株式投資や取り扱っているサービスなどの紹介がされていますが、その中に口座開設用のページがあります。
そのページで、資料請求の依頼とともに、資料が送られる名前と住所などを入力して証券会社にいらいをします。
この時、個人情報の取り扱いについての同意が求められますが、その同意内容は証券会社によっては、非常に長く読みにくいものですが、必ずしっかりと把握して同意しなければいけません。これは、悪質な業者を選別する為の最低条件にあたります。
仮に、資料請求をした証券会社が悪質な業者であれば、自分の知らない内にその個人情報によって他サイトに登録されるなどの悪用に繋がってしまいます。
資料の理解と同意
資料請求から数日後程度で請求時に入力した住所に資料が届けられます。
この資料には、様々な内容のものが同封されていますが、特に重要となるのは「約款」になります。
「約款」は、「規定書」「規約書」など証券会社によって様々な呼ばれ方がされていますが、要は、株取引を行うにあたって、その証券会社と取り交わされる契約の内容が詳細に記載された書類のことです。
この契約内容に沿って株取引が行われるため、事細かな内容になっていますが、取引にかんする注意点などを把握する上でも重要で、万が一取引に支障が出た場合には法的な効力も持っているので、しっかりと理解しておく必要があります。
その為、この内容で不明の箇所がある場合には、遠慮なく証券会社に問い合わせを行い、内容を理解しなければいけません。 この約款の内容を理解をして、その内容で証券会社と契約することに納得できれば、同封の同意書(申込書と一体になっている場合もあります)にサインと捺印をします。
口座開設の申込
約款に同意をした上で申込書に必要事項を記載し、免許書のコピーなどの身分証明や、先の同意書など必要書類を送付することで正式に申し込みをすることになります。
申込書には、口座を開設する為の「口座開設申込書」と、それに付随する各種の申請書があります。
付随する申請内容は、主に申込者の関係者に上場企業などの関係者が居る場合と、選択する課税方法の申請です。 関係者の有無に関しては、インサイダー取引を同士する為に必要になり、課税方法の選択は、口座の種類を決める為に必要になる申請です。
口座の開設
申込書が証券会社に届き、受理されれば口座が開設されます。
口座が開設されれば、証券会社から報告書が書類または電子メールで送られてきます。この報告書には開設された口座の口座番号とログインID、パスワードが記載されており、これによってその口座を利用することが可能になります。
この口座に投資資金を入金することで株券の売買が出来るようになります。
